先日、念願だったオルファのカッターマット(カッティングマット)を購入しました。
A4サイズにしようか、それよりひと回り大きいA3サイズにしようか、店頭に行ってはあれこれと迷っていたのですが、amazon.co.jpをのぞいてみたらこれがなんと店頭の約50パーセントオフ!
1000円しないで買えることを知ったものですから、速攻でA3サイズをポチりました(笑)
今まで使っていた「イーマット」
今まではオルファのこの半透明の緑色をしたカッティングマット「イーマット」を使っていました。
あまり人気がないのか、amazon.co.jpでカッティングマットで検索しても引っかからないので、知らない方も多いのではないかと思います。
私はスーパーの文具コーナーで見つけて購入したのですが、機能性は今ひとつだったなぁ、というのが正直な感想です。
半透明なのがダメ
実を言えばこの半透明の緑色が可愛いな、と思って購入したマットだったのですが、実際に使って見るとこれがまったくもっての失敗でした。
小さな物を切る時などに、ものすごく切りにくいのです。
紙の色とマットの色が変な具合に馴染んでしまって、切る部分がぼやけてしまうような感覚……とでも言えばいいでしょうか。
マットの下に黒っぽい紙を敷いて使ってみたりもしましたが、やはり切りにくいことには変わりはありませんでした。
表面が固い
表面が固いという表現があっているのかどうかはわかりませんが、紙を切った時にカッターナイフがマットを上滑りするような感覚がありました。
ちょっとしたことなんですが、これが何とも気持ち悪い。
滑らないように力を入れると、今度は力を入れすぎてしまうようで、紙そのものが変なほうにずれてしまったり、カッターがマットに深く刺さりすぎてしまったりで、その力加減に気を使いました。
紙を切るということがかなりストレスになっていました。
それでも今まで使い続けたのは。
2枚まとめて買ってしまったから。
もうこれにつきます。
マットなんてどれも大して変わりはないだろうと思っていたので、色の可愛さにひかれて一度に2枚買ってしまったのです。
途中で放り出してしまっても良かったのですが、それも何だか気がひけて、長いことだましだまし使っていました。
が。
カッターマットもかなり老朽化してきて、いよいよ買い換えの時期がやって来ました。
ついに来た!オルファのカッターマット
今度は見た目ではありません。
使いやすさ重視です(きっぱり!)。
表と裏で色が違う
片面が白っぽい色、もう片面が黒っぽい色になっていて、切る紙の色によって表と裏を使い分けることができます。
たったそれだけ?
と思うかもしれませんが、実際に使ってみるとこの配色が癖になります。目の疲れが全然違います。
ソフトな感触
紙を切った時に、カッターの歯がマットにすうっと入り込むような感覚があります。
マットの表面が以前のものに比べて柔らかいようで、力を入れすぎることなく、快適に紙を切ることができます。
癖になる心地よさです(笑)
唯一の欠点は静電気
紙を切る感触は申し分のないこのマットなのですが、唯一の欠点は静電気です。
紙を切った後の切りカスがマットにへばりついてしまって、なかなか取れないなんてことがよくあります。
紙を取ろうとしてマットをこすってしまうと、余計に静電気が発生してしまって、さらに取れなくなってしまいます。
これさえなければ最高の使い心地なのですが、それでも使い始めの頃に比べて最近は静電気が多少収まって来た……ような気がするので、もう少し使い込んだら少しは良くなるか!?
などと、絶賛希望的観測中です。
切り絵に挑戦
ちょこちょこ使ってはいたのですが、
やはり紙を切るといえば切り絵でしょ。
ってことで、黒色の折り紙を使って切り絵に挑戦してみました。
下絵にそってカッターの歯をあて、すっと切る。
ひゃぁ~、楽しいっっ!
紙の切れる感じといいい、マットの上をカッターの歯がすべる感触といい、申し分ありません。
ストレス解消にということで大人の塗り絵が流行っていますが、切り絵にもかなりのストレス解消効果がありそうです。
集中度で言えば、私の場合は塗り絵より切り絵のほうが確実に上です。
こんなに楽しく切り絵が出来るなら、もっと早くにカッターマットを買い換えるべきでした。
紙を切ることがストレスになっていた以前が嘘のようです。
趣味の紙工作なので、ついついあり合わせのもので済ませてしまいがちなんですが、道具って大事なんだなぁ、とつくづく思ったオルファのカッターマットだったのでありました。