暖冬、暖冬とあれほど言われていたのに、2016年になった途端に寒い毎日が続いています。
それでも暖冬のはずなのだから、ちょっとだけ辛抱したらまた温かくなるはず。
そう信じていたのに。
信じていたのに、何やら3週連続で週末は雪になる予報が出ている始末。トホホ。
こう寒くなって来ると、頼りになるのはやっぱりお風呂です。
ああ、日本人で良かった♪
なんて思いながら、湯船につかっとります。
少しでも余計に温まりたいので、入浴剤も入れます。
体はあったまっても、お財布は冷えちゃうよね、なんてケチ臭いことを考えたりもするのですが(笑)いざお湯につかっていると、
はぁ、入浴剤ってやっぱりいいわぁ~。
と幸せな気分になれます。
入浴剤人気ランキング
2016年1月26日放送の「ヒルナンデス!」でロフトの店員さんおすすめの入浴剤ランキングを発表していました。
第5位
売上の一部を伊勢神宮に奉納しているというお守りの形をしたバスソルト。
第4位
「華密恋」などと漢字で書かれると、ほよっ?となってしまいますがカタカナに直せば「カミツレ」。カミツレというより、カモミールといったほうがピンと来る人が多いかもしれません。ハーブティーにもなっているあれですね。
第3位
話題の水素水を発生させる入浴剤(?)です。
第2位
伊豆大島産椿オイルを配合した入浴剤です。
番組で紹介されていたのは「蔓潤湯椿」だったのですが、Amazonでは「クール」タイプのみでした。
今の時期にクールって(^^;)
そしてはえある第1位
ロフトってことだったので、目新しい商品が来るのかと思いきや、ド定番の「クナイプバスソルト」が1位でした。それだけすぐれた商品ということなのでしょうね。
岩塩と天然ハーブの精油から作られたドイツのバスソルトで、様々な種類が用意されています。
「全身をハーブの香りに包まれてくつろぐのがポイントです」なんて言われると、エッセンシャルオイル大好きな私なんぞは真っ先に飛びつきたくなるのですが、実は使うことができないのです。
なぜか。
バスソルトだから。
塩は風呂釜を痛める可能性があるのです。
お塩と風呂釜の関係
塩の成分が金属に悪さをしてしまうというのはよく聞く話です。
ただ入浴剤の場合は塩分100パーセント!ってわけでもないですし、しかも大量のお湯で薄めて使っているので、すぐに影響が出るとは思えません。
けれど、なにぶんにも賃貸住まいなので「風呂釜に良くないかもなぁ」との不安があると、なかなか使用に踏み切れません。
ちなみに、ロフトの店員さんが第5位にあげた「おいせさん お浄め風呂神塩 バス用ソルト」は
風呂釜を痛める可能性がある為、追い焚きはおやめ下さい
と商品説明ページに書かれています。
第1位のクナイプでは、浴槽や風呂釜への影響は「ありません」とした上で
ただし、ご使用後は浴そうや風呂釜内部、循環孔のフィルターなどを材質に適した洗剤でよく洗い流してください。
としています。
微妙な表現です。
全く影響がないのなら、洗わなくても大丈夫な気がします。しかもお湯で流すのではなくて「洗剤でよく洗い流して下さい」とまで書かれています。
更に言うなら、我が家のユニットバスの場合、風呂釜内部の洗い方とやらが良くわかりませぬ。一つ穴タイプの風呂釜で、金属製のカバーの内側にはさらにプラスチック製のカバーのようなものが付いていて、そこから先は未知の世界です。
トラブル続きだった我が家のお風呂
お風呂やトイレなどの住宅設備が故障した時、賃貸の場合はまず大家さんに報告しなければなりません。
自然故障の場合は、もちろんこちらが費用を負担する必要はないのですが、使い方を間違えたり、乱暴な使い方をしたりしたせいで壊れた時は、こちらの費用負担になります。
と、こう書けば話は、何の問題もない当たり前の話に聞こえるのですが、実際には変な使い方をしていなかったよ、ということを大家さんに猛アピールしなければなりません。
実際に昨年、我が家の風呂桶にヒビが入りました。いつから入っていたのか、そもそも入居前から入っていたのか、それすらもわからないような細くて小さいヒビだったのですが、放っておいて大きくなると厄介だと思い即座に連絡をしました。
早速大家さんが浴槽を見にやって来たのですが、
普通に使っている分には、こういう所にヒビってあまり入らないんだけどね。
って話になって、ヒジョーにヒジョーに焦りました。
もちろこちらにやましいところは全くないのですが、やはりそういう風に言われると、心穏やかではありません。
物件自体が古いものだったので結局、経年劣化でしょうってことで落ち着きました。あとは浴槽を取り寄せて、交換の日を待つだけにになりました。
そしたら。
何ということでしょう。
交換の日を待っているその間に、今度は浴室の換気扇から、グウォン・グウォン・グウォン……キュルルルルルーッと大きな音が発生しました。
普通の換気扇の音ではありません。そのまま使っていたら、火でも出るんじゃないかというような音です。
こちらに関しては、寿命ということですんなりと交換が決まったのですが、わずか数週間の間に風呂桶と換気扇が壊れるという非常にスリリングな体験をしてしまいました。
なので、そこからさらにバスソルトを使ったせいかもしれない風呂釜の故障なんてのは
絶対にありえませんっ!!
というわけで、バブ派の自分はそれほど困っていたわけでもないのですが、何となく
バスソルトは無縁の人生を送るのね。
なんてことを思っていました。
そう、つい先日までは。
ソルトなのに塩じゃない「エプソムソルト」
もうずいぶん前から話題になっているらしいのですが、美容関係にとんとうとい私がつい最近知ったのが
エプソムソルト。
見た目も名前もいかにも塩っぽいのですが、硫酸マグネシウムでできていて、塩分は含まれていません。
欧米ではバスソルトとして一般的に使用されているもので、このエプソムソルトをお湯に入れて入浴すると、不足しがちなマグネシウムを肌から吸収することができるというのがウリのひつのようです。その他にもデトックスだとかダイエットだとか血行が良くなるだとか色々と言われているようです。
というわけで、amazon.co.jpで検索してみると、見た目が塩のような商品がたくさんヒットします。
市販入浴剤のインパクトあるデザインを見慣れていると、
ん、それだけ?
と思うようなシンプルさではあります。
で、このエプソムソルトの何が素敵かって、
塩分を含んでいないので風呂釜をいためないのです。
入浴した後に大急ぎで風呂釜を掃除する必要もなければ、万が一風呂釜が故障した時だって
普通に使ってましたけど、なにか?(キリッ)
と大家さんに言うことができます。
今はすっかりバブ派になってしまいましたが、一時アロマオイル(精油)にはまっていた頃には、これでバスソルトが作れたらなぁ、なんて思っていたものでした。
あの頃、エプソムソルトの存在を知っていたら、絶対に作っていたに違いありません。
バスソルトだなんて張り切らなくても、エプソムソルトをお風呂にいれた後にラベンダーやティートリーあたりの精油を4滴くらいたらすだけでも、十分に楽しめそうです。
精油なんて、ちょっと面倒だわねぇ。
と思われる方は、ハーブ入りのものや香り付きのものも発売されているので、こういうのを使ってみるのもいいかもしれません。
——
以上、バブに飽きたらエプソムソルトだと思っている私の備忘録もかねたブログ記事でした。