米びつとライサーの違い知ってますか?お米の保存容器を考える

雑記

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先日、5Kgの米を米びつにあけていた時のこと。

なぜか家のネコがそばにやってきまして、米袋に興味津々。

おぉ、そうかそうか、お米の袋で遊びたいのか。

とばかりに飼い主バカぶりを発揮して、米袋をガサガサさせて遊んでおりました。その時、何となく目にとまったのが、袋の裏側に印刷されていた注意書き。

お米の保存方法をまじまじと読んでいたのですが。

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ライサーって何ですか?

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『ふたのある容器(ライサーなど)に移しかえて保存して下さい。』

となっています(下線は私が入れました)。

お米を入れる容器といえば「米びつ」だとばかり思っていたものですから、

何ゆえそこで格好をつける!?

と一瞬イラッとしたものの(笑)でもひょっとしたら、時代が変わって今は「米びつ」じゃなくて「ライサー」って呼ぶのが主流なのかも、と気を取り直してgoogle先生にお伺いをたててみました。

そこでわかったのが、どうやらライサーとは計量機能付き米びつのことらしいということ。

普通の米びつというのは、そこにお米をざっといれて、使う時にはマスなりカップなりでお米をはかります。計量機能付き米びつはその名のとおり、ボタンを押したり、レバーをひいたりすることで、一定量のお米が自動的に計量されて米びつから出て来る仕組みになっています。

Amazonでライサーで検索してみると、関係ありそうなものなさそうなものひっくるめて40件の商品がヒットするのですが、ページ上部には

もしかして: “ライダー”

なんて表示されるくらいですか、かなりマイナーな言葉ではあるようです。

計量米びつは虫の侵入に注意

「ライサー」「計量米びつ」で調べていたところ、虫がわいてしまったという方を多くみかけました。

自動でお米が出て来る設計になっているので、どうしても容器にすき間が出来てしまうようです。たとえば上記の商品のレビューにも

底面の後ろに隙間がありましたので、板の上に米櫃を載せて周囲をコーキング剤で埋めて虫が入らないようにして更に板の下にゴムのキャスターを付けました。

段ボールとガムテープでとりあえず密閉状態としました。その結果、キャスターは使用不能となりました。引き出し部も密閉する工夫をしてほしいと思います。

などのコメントを見かけました。

そういえばその昔、実家でもこの計量米びつを使っていたことがありました。もうずいぶん前の話なので、最近の商品よりはるかに密閉性が劣っていたのだとは思いますが、やはり虫がわいてしまいまして……。

虫取りの手伝いをした記憶があります。

それでも、完全に取り切ることはできず、しかも糞なども混じっているようだったので、最終的にそのお米は廃棄処分となりました。

その時の恐ろしい経験がどこかに残っていたようで、自分でお米の保存容器を選んだ時には、計量米びつはまっ先に対象からはずしていました。

家ではプラスチック製の10Kg米びつを使用中

ごくごく普通のプラスチック製の米びつを使用しています。

お米を買う時はたいてい5Kgのものを買うので、米びつも5Kgと10Kgで迷いましたが、今では10Kgにして正解だったと思っています。

というのも。

米びつの5Kgとか10Kgというのは、本当にそのサイズにぴったりで、ぴったりすぎてまったく余裕がないのです。

今使っている10Kgの米びつにごくたまに10Kgのお米を入れることがあるのですが、容器の上部ギリギリにまでお米がびっしりの状態になってしまいます。計量カップが入る余地すらありません。

以前のお米が少し残っているところに新たにお米を継ぎ足そうなんて思ったら、はみだしてしまいます。

近頃では米袋ごとすっぽり入るタイプのものや、6Kgとか12Kgなどの商品もみかけるようになったので、米びつに余裕が欲しい方はこういったタイプのものを検討するのもいいかもしれません。

風水的にはプラスチックの米びつはNG

風水ってなんとなく気になりますよね。

風水に従って部屋のインテリアをすべて整えようとは思いませんが、良くないと言われことはしないほうが無難かな、くらいには私は気になっています。

で。

米びつに限らず、キッチンのプラスチック製品というのはあまり良くないのだそうです。プラスチックは火の気を持っているので、火の気の強いキッチンに置くとお金を燃やしてしまって金運が下がるんだとか。

特に米びつは、毎日食べるお米が入っているためその影響も大きいので、桐などの木製のものやホーローにしたほうが良いらしいのですが……、ずっとプラスチック製で押し通しております。

だから金運が上がらないんでしょ、と言われると返す言葉もないんですが、こればっかりは使い勝手を優先させてしまいました。

プラスチックのほうが洗いやすい

乾いた布でぬぐう程度で十分なのかもしれませんが、それでも時々は水拭きや水洗いをします。

プラスチックは水を吸収しませんから、少し乾かしてから、乾いた布やキッチンペーパーでていねいに拭いてあげれば、すぐに新しいお米を入れることができます。取り回しが圧倒的に楽なんです。

木製の米びつは使ったことがないので、あくまでも想像の範囲なのですが、やはり多少なりとも水分を吸収してしまうのではないでしょうか。お米に水分は大敵ですから、しっかりと乾燥させるとなると時間がかかりそうです。

プラスチックのほうが軽い

5Kg満タンに入っている時は、さすがに内釜のほうを米びつの近くまで持っていってそこでお米をはかって入れていますが、お米の量が少なくなって来ると、米びつごと内釜のほうへ移動させて、そこで計量をすることがよくあります。

移動ったって、ほんの数十センチなんですが、内釜でも米びつでも好きなほうを動かせるというのは、どことなく気軽で気分の良いものです。

プラスチックは安い

安かろう悪かろうなんて言葉がありますが、こと米びつに限っては安くて良い買い物をしたと思っています。ちなみにすでに20年以上使っています。

プラスチック製品には経年劣化もあるはずなので、どうしてこれほどまでに頑張ってくれているのか不思議ではあるんですが、とにかく使える限りは使い続けようと思っています。

ライスストッカーなんてしゃれた名前のついたホーロー製の米びつもステキですが、お世辞にもおしゃれとは言えないプラスチック製でも、長く使うとかなり愛着が湧いてきます。

というわけで。

米びつ、ライサー、ライスストッカー。呼び方や機能、それに素材もいろいろありますが、もしも米びつ選びで迷っているのでしたら、候補のひとつにプラスチック製品もぜひ♪

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