ひょっとして、ひょっとしたら。
桜が好きなんじゃなくて、桜の花の咲きはじめる春が好きなのかもしれない……とこの年にして気づいた。
おそっ。
【ペーパークイリング】基本の桜の花の作り方
今回ご紹介する動画はこちら。
⇒細長い紙で作る桜の花の作り方 – DIY How to Make Paper Cherry Blossom – YouTube
ペーパークイリングで花びらを5枚作って貼り合わせるだけという、基本中の基本の桜さん。大きく作れば抜群の存在感を放ち、小さくつくれば可憐で可愛いお花ができるので、私のお気に入りのひとつでもあるのだけど、困ったことに……。
困ったことに……?
困ったことにというか、何と言うか、クイリングってヤツは世間からの注目が今ひとつ低いのだ。
こんなに可愛いのに。
ちまちまちまちま作るのは大変だけど、時間がかかった分、出来上がった時のうれしさはとびっきりなのに。
それなのに、それなのに。
いつまでたってもメジャーになりきれない。あと一歩ってとこで、なんかずっと足踏みしている感じがある。レジンとかビーズみたいにメジャーにならないかと願い続けて早ウン年。
まあ、あれだよね。
クイリングペーパーとか、クイリングバーとか、専用の道具が入手しづらいのが不人気の一因なんじゃないかと、個人的には思ってる。
だから今回の動画では、自分でタント紙を細長く切って、爪楊枝やまち針を使って紙をくるくるしてみた。
ほらね、身近なものでも作れるんだよ。楽しいんだよ♪
とのメッセージを込めたつもりなんだけど、ここだけの話、専用の道具で作ったほうが簡単ではあるよね?
▼ タント紙と爪楊枝
紙は1cm x 30cmにカット。
▼ 巻く
最初だけちょっと巻き付けにくいかもしれないけれど、何回かグリグリしていると、そのうちコツがつかめる……はず。
▼ 紙を爪楊枝から引き抜いて
▼ 広げる
優しく指を離してあげると、紙が勝手に広がってくれる。この時に等間隔の渦がきれいに出来ているかどうかで、その後の仕上がりが変わってくるので慎重に。
渦が等間隔にならない場合は、巻いている時の力のいれ具合が均一でない可能性あり。こればっかりは練習するしかないので、頑張って!
▼ ティアドロップ
渦を片方に寄せて、反対側の先端をつまむようにして形つける。いわゆる「ティアドロップ」の形にする。
▼ 中央を押す
ちょい難ポイント。
中央をピンセットなどで押し込む。渦がつぶれてしまわないように、優しく、ゆっくりと。
▼ 整形
桜の花びら型になるように、少しだけ形作ってあげれば、花びらは出来上がり。
▼ 貼り合わせ
花びら5枚を貼り合わせてあげるとこんな感じに。
基本の桜の完成
上記のほかに、0.5cm x 15cm と 0.2cm x 5cm でそれぞれ桜の花を作った。
さすがにちっちゃい花は爪楊枝では無理なので、こちらはまち針でまきまき。
ちっちゃくて大変なんだけど、桜の花が出来上がると勝手にテンションが上がっちゃって、大変だったことを忘れてしまうという、不思議な魔力を持つミニ桜さん。
いいな。
やっぱ桜はいいな(笑)
以上、ペーパークイリングで作る基本の桜の花の作り方のご紹介でした。
ではでは。