えー、紫陽花の花でございます。
Pinterestで見た画像に憧れて、紫陽花を作ろうと思い立ったまでは良かったのですが、思いのほか苦戦を強いられました。
その時のことは「紙で作る紫陽花が大変すぎて、人生初のクラフトパンチを買った話」で軽く触れていますので、よろしかったらそちらも合わせて読んでやってみて下さいまし。
Pinterestで見つけた紫陽花
ひとつの紫陽花を作るのに、小さな花が60個前後必要になります。最初は花を1つずつ切っていたのですが、あまりに効率が悪いので、最終的にクラフトスタンプを使って紫陽花を作ることにしました。
本物そっくりな紙のあじさいの作り方
ひとつひとつの花を作る
カール事務器の「ミドルサイズクラフトパンチCP-2ペタル-4」を利用して、花を切り抜きます。
大きさは2センチちょっと。
そのままでは紫陽花っぽくないので、花びらに少しだけ切り込みを入れます。左がパンチしたままのもの、右が切り込みを入れたものです。
ハサミの背中側などを使って、花びらを内向きにカールさせます。中央には、花心に見えるように紙の色より少し濃いめの小さな丸を描き、その周囲を黄系の色(紙に馴染む色)で塗ります。
地味な作業ですが、出来上がりの姿を想像しつつ頑張って作ります。
花をワイヤーにとめる
22番の紙巻きワイヤーを30本(!)をフローラテープでぐるぐると巻きます。
先端から4~5センチくらいのところはテープを巻かずにそのままにしておきます。
ちなみにワイヤーには20番、22番、24番などの番手があり、番号が大きいほど細いワイヤーになります。
テープを巻いていない先端を写真のような形に開きます。
針金なので、後から形を整えればいいや、と思ってしまいがちですが、ここでほぼ形を決めてしまいます。後から動かせば動かすほど、バランスが崩れてしまいます(←私の場合)。
ワイヤーの先端にグルーガンで花びらを貼っていきます。細い先端にちょこんと貼り付けているだけなので、雑に扱うとすぐに取れてしまいますので、注意して扱って下さい。
ワイヤーの先端をラジオペンチなどで少し丸めてあげると、接着面が増えるので取れにくくなるかもしれません(未経験)。
すべてのワイヤーの先端に花を貼り終えた段階で、ワイヤーを少しだけ動かして微調整をします。あくまでも少しだけです。
納得いく形になったら、隙間を埋めて行くような感じで、花と花の間に、別の花を貼り付けていきます。ここが最難関だったのですが、優しく、丁寧に、全体のバランスを見ながら貼り付けて下さい。
葉っぱを用意します。
葉っぱよりも明るい色の色鉛筆で、葉脈を書き足します。
真ん中の葉脈にそって折り目を入れたら、先端を少し丸めたりしながら形を整えます。
グルーガンで葉っぱを貼り付けます。この時、葉っぱは茎に貼り付けるのではなく、先ほど花を貼り付けたワイヤー部分に裏側から直接貼り付けます。
出来上がり♪
完成ですっ!
生花とドライフラワーの中間くらいをイメージして、落ち着いた色味の紙で作ってみました。
皆さんももしお気に召しましたら、覚悟を決めた上で(笑)ぜひ挑戦してみて下さい。
ではでは。
追記:新しい作り方
とっても気に入っていた紫陽花だったんですが、毎年、毎年、紫陽花のシーズンに飾っているうちに、かなりヨレヨレになって来てしまいました(~_~;)
そこで、今までの作り方にたっぷりアレンジを加えて、新たな紫陽花を作成してみました。動画にしていますので、よろしければぜひご覧下さい。
花びらはグルーガンを使わずに、木工用ボンドとビーズを使ってとめています。また、今まではワイヤー30本を一度に束にしていたのですが、今回は10本ずつ4束の計40本を使って紫陽花の形を作りました。花の数を増やしたので「花と花の間に花びらを貼る」という面倒な作業がいらなくなりました(^^)v
⇒クラフトパンチで作る本物そっくりな紫陽花の作り方 DIY How to Make Paper Hydrangea With a Paper Punch – YouTube
やっぱり紫陽花の花って、可愛いです(笑)