絵心がなくても、塗り絵(下絵)にそって色を塗るだけで、何となくアーティスティックな作品が出来てしまう塗り絵。
作業自体はとても簡単です。
色を塗る。
その一点にただ集中するのみです。
ところが、実際にやってみるとこの「集中」が案外と難しい時があります。それは
下絵が好きになれない時。
色が塗りたいだけなんだから「下絵はなんでもいいかな」なんて思って始めると、どうにも気分が乗らなくて、結局途中で塗るのをやめてしまった……なてことになってしまいます。
たかが下絵、されど下絵。
下絵のチョイスが上手くいけば、塗り絵の80パーセントは完成したも同然……と言った人がいるかどうかは知りませんがww、実はとっても大切な下絵をお気に入りの写真やイラストから作れてしまうサービスが、パイロットから登場しました。
写真でぬりえをつくろう
フリクションボールペンなどの筆記具で有名なパイロットが提供するサービス「写真でぬりえをつくろう」です。
「こどものぬりえ」「画材の練習」「絵日記や絵はがき」「グリーティングカード」なんかに塗り絵はどうですか?とパイロットさん、提案しています。
で、さっそく使ってみました。
塗り絵を作ってみた
無料写真素材サイトの「Pixabay」から写真をいくつかダウンロードして、それを元に塗り絵(下絵)に変換しました。
結果は。
【花】
↓
↓
↓
【ネコ】
↓
↓
↓
どうですか?
想像以上に塗り絵っぽい仕上がりになっているんじゃないでしょうか。
もっと全体的に黒い部分の目立つ粗い仕上がりかなぁ、と思っていたので、これは意外でした。
塗り絵を作ると、黒い線の濃さが異なる(それぞれ画像の処理方法が違うみたいです)4パターンが表示されるので、そこから自分の好みに一番近い1枚を選んで保存します。
花もいいんですが、ネコちゃんがね、かなり気に入りました!
【イラスト】
写真がいけるんなら、イラストでも大丈夫なんじゃないの?
と思いためしてみました。そしたら大正解!
背景ボケのような写真にありがちなあいまいな部分がイラストにはほとんどないので、スッキリくっきりなわかりやすい塗り絵になりました。
まとめ
思っていた以上のクオリティだった「写真でぬりえをつくろう」のサイト。
パイロットのサイトらしく、おすすの画材としてゲルクレヨンの「クレオロール」、クレヨンタッチのおえかきマーカーの「ゲルマーカー」、こすると消えるカラーペンの「フリクションカラーズ」、こするときれいに消えるいろえんぴつの「フリクションいろえんぴつ」が紹介されています。
ゲルクレヨンの「クレオロール」というものを今回初めて知ったのですが、どうやら軽い筆圧で描けるホルダータイプのクレヨンのようです。
き、気になる。
基本的には塗り絵は色鉛筆でちまちまと塗っているんですが、あまりに時間がかかりすぎて、逆に塗ることがストレスになってるんじゃないか?なんて思うこともあるんですよね。
(~_~;)
もっと広い範囲を一気に塗れないものか……なんてちょくちょく考えてしまうんですが、クレヨンだったら良さそうですよね。
クレオロールはホルダータイプなので、普通のクレヨンよりも細くて発色も良さげ。しかも色が豊富でメタリックカラーやラメカラーまであるらしいのです。
これは実物を見にいかなくては。いや、見たら危険か(笑)
色塗りを楽しむだけでなく、画材をそろえる楽しさもある(?)塗り絵。
パイロットのサイト「写真でぬりえをつくろう」を利用すれば、手軽に塗り絵を作ることができますので、気になった方はぜひ一度お試し下さい。
ただし。
「この写真だとどんな塗り絵になるかな?」
「こっちの写真では? 」
などといくらでも楽しめてしまう時間泥棒なサイトなので、ご利用の際はくれぐれもご注意下さいませ。
\(;゚∇゚)/
ではでは。