年々盛大になって行くハロウィンに、ちぃっとばかり乗り遅れている管理人 ぺんでございます。
100均や雑貨店に行くと、必ずと言っていいほど目に飛び込んで来るオレンジ色のかたまり。
あぁ、ハロウィンコーナーが出来たんだなぁ。
と思いながら近づいて見ると、オレンジのカボチャや黒いネコの雑貨が並ぶ片隅に、こそっとクリスマス雑貨が紛れ込んでいたりすることもあって。
くすっ、と笑ってしまいます。
この節操のなさが、本当に日本的です。そうして、そういうところが案外と嫌いじゃなかったりもするのです。
「おりがみでハロウィン」はこんな本
おりがみでハロウィン―ハロウィンデコレーションをつくろう! (NOA BOOKS)
今さら説明するまでもなく、本のタイトルがそのものずばりなんですが、一応……。
ハロウィンがテーマになっている折り紙の折り方が紹介されています。
あっ、やっぱり説明するまでもありませんでしたね(笑)
おさめられている作品のほとんどが「月刊おりがみ」に掲載されていたものです。
おそらくは「月刊おりがみ」の中からハロウィンに関連のある作品を集めて再編集してあるのだろうと思います。
内容・目次
小さなお子さんが喜びそうな、可愛くて親しみやすい雰囲気の作品がまんさいです。
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第1章 ハロウィンデコレーションをつくろう
- 1.Trick or Treat! ごちそうくれなきゃいたずらするぞ
- Trick or Treat!(納所克志)
- ポケットフラッグ(梨本竜子)
- おばけちゃんとソフトクリーム(鈴木裕子)
- 2.わたしが今日の主役だよ(ハロウィンのキャラクターたち)
- ちいさな魔女(津留見祐子)
- まじょ(山田勝久)
- まじょ(土戸英二)
- こうもり(伝承)
- バットくん(こうもり)(植森豊子)
- バットくん2(植森豊子)
- からす(松野幸彦)
- ふくろう(朝日勇)
- こネコちゃん(土戸英二)
- こねこちゃん(指人形)(石橋美奈子)
- にょろにょろ(作者不詳)
- ジャック・オー・ランタン(土戸英二)
- どくろ(青木良)
- 3.まじょの森をつくりましょう
- 学校(伝承)
- 三日月(朝日勇)
- 星(大橋晧也)
- 銀杏(朝日勇)
- 葉(伝承)
- 木(アンドレア ペジオン)
- 第2章 10月31日の夜 ハロウィンです
- 1.ごちそうどうぞ(ハロウィンのごちそうとおかしの入れものを折りましょう)
- くり(熊坂浩)
- りんご(山田勝久)
- キャンディのおみくじ(青柳祥子)
- よちよちペンギン(青柳祥子)
- おにBOX(松野幸彦)
- パンドラボックス(山内洋一)
- ハロウィンバッグ(乾君江)
- コップからのバスケット(永田紀子)
- ストッパー付コース(川手章子)
- りぼんのメッセージカード入れ(小倉隆子)
- ぽちぶくろ(松野幸彦)
- 2.おりがみコスチュームで ハロウィンの仮装をしよう
- 魔法つかいの爪(朝日勇)
- サングラス(デビッド ブリル)
- 仮装用めがね(朝日勇)
- とんがりぼうし(伝承)
- 新聞紙で作る帽子(伝承)
- スカルリング(笠原邦彦)
- ねこみみカチューシャ(佐野香代子)
- マウスキャップ(半田丈直)
- バニーキャップ(木下一郎)
- 王冠(笠原邦彦)
- 吸血鬼の口(笠原邦彦)
- ほうきのエンピツキャップ(梨本竜子)
- りぼん(伝承)
中でも気に入ったのが土戸英二さんのジャック・オー・ランタン。
シンプルなデザインなんですが、お化けカボチャ特有の目と口が上手く表現されています。
同じものを10個くらい作って、壁にだだーっと一列に貼ったら、にぎやかで楽しそうです。
頑張れば小さなお子さんでも
難しいものはないのですが、作品によって難易度は様々です。
小さなお子さんひとりでも大丈夫そうなものもあれば、親がついていたほうが良さそうなもの、更には親が折ったほうが良さそうなものまであります。
もっとも難易度なんてものは、本人の「折るんだ!」という情熱の前では、大して参考になんてなりませんから、あえてここでは
本人の気持ち次第
ってことにしておきます。
ハロウィンの日までわくわくしながら過ごしたいな、と思う人にはおすすめの本「おりがみでハロウィン」のご紹介でした。