※ ブログ「くるくる紙花クイリング」で公開していた記事を転載しています。
子どもの日といえばかぶと飾りに鯉のぼり。それからお風呂にぽちゃんと入れる菖蒲の葉っぱ。
なので、あの菖蒲の葉っぱは花菖蒲の葉を使っているだとばかりずっとずっと思っていました(というか、菖蒲に花が咲けば花菖蒲になるとばかり思ってた)。
ところがですね。
違ったのです。
菖蒲はがまの穂みたいな花の咲くショウブ科の植物。対して花菖蒲は葉の形が菖蒲に似ていて花が咲くことからその名が付けられたアヤメ科の植物で、まったくの別物。
私ってば菖蒲湯に入るたびに、青紫色の花を思い浮かべていました orz
ペーパークイリング(紙)で作る花菖蒲の作り方
今回参考にしたのはこちらの動画。
⇒How to make a quilled Malaysian flower – YouTube
動画自体は花菖蒲の作り方を説明したものではありませんが、
このパーツの空間の部分に黄色いパーツを埋め込んだら花菖蒲になるんじゃないの?
とふと思いついてしまったので挑戦してみました。
花
動画を参考にしてパーツを作ります。
ポイントは、ルーズサークルを作った時にペーパーの端をのり付けしないでそのまま形作りをすること。
そうすることで、真ん中をぐぐっと押し込んだ時に、無理なく自然なカーブがうまれます。
そうやって作ったパーツに黄色のタイトサークルをはさみこんで、周囲にペーパーを二巻きします。
花(青紫)
3ミリ×30センチ
花(黄色)
3ミリ×15センチ(もう少し短くてもいいかも)
周囲に巻く青紫のペーパー
適当な長さ
パーツ完成。
最初のうちはいびつな形になってしまったんですが、何回か作っているうちに上手くまとまるようになって来ました。
ひとつの花に6個のパーツを使っています。
・花上段 3個(ティアドロップ)
3ミリ×7センチ
・花下段の中央1個
青紫 3ミリ×30センチ
黄色 3ミリ×15センチ(それ以下)
周囲に巻くペーパー 適量
・花下段の左右2個
青紫 3ミリ×20センチ
黄色 3ミリ×7センチ
周囲に巻くペーパー 適量
つぼみ
つぼみ(ティアドロップ)
3ミリ×7センチ
ガク(マーキーズ変形)
大 3ミリ×10センチ
小 3ミリ×5センチ
茎とガクと葉
ガク(ティアドロップ)
3ミリ×10センチ
茎
3ミリ×適当な長さ
茎となるペーパーの中央にティアドロップを置いたら、下を貼り合わせます。
葉
5ミリ×適当な長さ
先端がとがるようにカットします。
作ったパーツを配置して出来上がり♪
葉っぱの先端を折り返してみました。
A4から自分でカットしたペーパーを使っているので表面が少しでこぼこしてますが、市販の3ミリペーパーで作ったら、もっときれいな仕上がりになると思います。
真ん中に黄色のタイトロールを埋め込む作業はちょっと面倒に感じるかもしれませんが、存在感ばっちりの花が出来上がりますので、よろしければぜひ試してみて下さい。