1年中クリスマスだったらいいのに……そう思うくらいクリスマスが好きな管理人 ぺんでございます。
街中がイルミネーションで彩られるのも素敵ですが、クリスマスといえば何といってもハンドメイド。手作りのクリスマス雑貨を部屋に飾るのも楽しみのひとつです。
「プラバンクリスマス」はこんな本
「プラバンでつくるボタニカルアクセサリー」などを出版している だいごちひろ さんによるプラバン書籍第3弾がこの「プラバンクリスマス」。
だいごさんの公式サイトがあるかと思い検索したのですが、見つけることが出来なかったのでここでは、書籍にあったプロフィールを引用させてもらいます。
だいご ちひろ
手芸愛好家。幼少期よりいろいろな手芸素材に触れ、趣味でオリジナルアクセサリーやこものなどを制作。プラバン素材を使って自己流で立体モチーフをつくり、アクセサリー作品に展開。
やけにあっさりとしたプロフィールで、とっかかりが何もない感じなのですが、これが公式情報となっています。
さて、肝心の本書。
プラバンと言うと平面的なものを真っ先に思い浮かべるかと思いますが、本書で紹介されているオーナメント類はほとんどが立体(3D)になっています。
雪の結晶やクリスマスリースは平面で作られているのですが、中央にラインストーンを貼り付けたり、市販のベルと組み合わせたりしているので、出来上がりはやはり立体的です。
さらには、やすりがけしたままの磨りガラスのような質感のプラバンが多く利用されているため、これが何とも言えず上品で、モチーフから大人のゆとりが漂って来るかのようです。
内容・目次
実は本書にはこれといった目次がありません。
いえ、あるにはあるんですが、ページと作品の写真が並んでいるだけで、他の本にあるような作品名などは一切書かれていないのです。
なので、本文の中から作品タイトルを抜き出してみました。
- ロマンティックモチーフ
星・エンジェル・シャンデリア・ベル - 北欧モチーフ
もみの木・りんご・洋なし - スノーボール
コットンパールと組み合わせて - バレリーナ
- クロス
- 雪の結晶
- 天使
- リース
- きのこ
- もみの木
- 木馬&鍵
- トナカイ&ろうそく
- スノードロップ&すずらん
- いちご&松ぼっくり&どんぐり
たとえば雪の結晶でも、デザインの違うものが何種類も用意されているので、本書では全部で62作品の作り方と原寸大のパーツ型紙が用意されています。
初心者向け?
サブタイトルには「はじめてのハンドメイド」とあるように、必要な材料や道具の紹介、やすりのかけかたや着色の仕方など、初心者向けページはしっかりと用意されています。
ただ、立体作品が多い分、本書で紹介されている作品を作るには、まったくの初心者さんより、ある程度プラバンに慣れている方のほうが向いているのではないかと思います。
なんせ、立体作品を作るということは、オーブンで焼いたあと熱いうちに成形しなくてはいけないわけでして。
本の間にはさんで平らにするだけでもひと苦労だった私からすると、
熱いくせにすぐ固まってしまうあの物体のどこをどうやったら成形なんてできるの?
という感じなのです。
でも、頑張って成形できるようになったら、プラバンの世界が広がることは間違いありません。
カラフルで個性的な作品よりも、上品で大人っぽい作品が好きな方にはおすすめの書籍「プラバンクリスマス」のご紹介でした。